こんにちは!しゃりんかん熊本空港店です!
近年のロードバイクではすっかり主流となったディスクブレーキ。その性能を最大限に引き出すためには、ブレーキローターの選択が非常に重要です。今回は、当店でも人気の高い2種類の高性能ローターと、知っておくと便利なアクセサリーをご紹介いたします!
1. 冷却性能と軽量化をバランス良く両立:SHIMANO RT-CL900

「デュラエース」の名を冠するSHIMANO RT-CL900は、まさにシマノの技術を結集した最高峰のディスクブレーキローターです。
特徴
- 優れた放熱性:シマノ独自の「ICE TECHNOLOGIES FREEZA」構造を採用。3層構造(ステンレス-アルミ-ステンレス)により、熱を効率的に放散し、長時間のブレーキングでも性能低下を抑制します。アルミ製のフィンと積層構造により、高温下でも安定した制動力を維持します。
- 軽量性 :優れた放熱性を維持しながらも、徹底的な軽量化が図られています。バイク全体の重量増を最小限に抑え、ヒルクライムなどでもアドバンテージとなります。
- サイズ:160mm(114g)140mm(96g)
- 価格:¥11,676(税込)
こんなライダーにおすすめ
- ヒルクライムなど、軽量化を追求したい
- コスパ重視
2. スタイリッシュなデザインと高いパフォーマンス:DEDA DISC BRAKE ROTOR

イタリアンブランド「DEDAELEMENTI」のDISC BRAKE ROTOR は、その洗練されたデザインと確かな性能で注目を集めています。
特徴
- 高いコントロール性能: FEM解析を駆使し、最大のブレーキングパフォーマンスを確保しつつ、重量を最小限に抑える最も効率的な形状を追求。
- 熱変形に強い:アウターディスクとスパイダーの2ピースを、フローティングリベットと円錐形スプリングワッシャーで保持するフローティング構造を採用することで、制動時の温度上昇によるブレーキトラックの熱膨張を吸収し、過度な変形を抑制します。これによりパッドとディスクの接触を最適化し、常に安定した制動力を発揮します。また、スパイダー部は7075アルミニウムを採用することで、放熱効果を向上させています。
- サイズ:160mm(130g)140mm(110g)
- 価格: ¥14,190(税込)
こんなライダーにおすすめ
- デザインにもこだわりたい
- ハードブレーキング後の干渉音が気になる…
性能とデザインの両立を求めるライダーにとって魅力的な選択肢となるでしょう。
プロチームも使用する信頼性:TRIPEAK ブレーキローターロックリング

最後に、ディスクブレーキローターの固定に欠かせないロックリングをご紹介します。Lidl-TREK Teamも使用するTRIPEAKのセンターロック式ブレーキローターロックリングは、その信頼性の高さが魅力です。
特徴
- 高精度な作り: 単なるロックリングではなく、アルミニウムにケイ素(シリコン)を加えたAL6061を使用し、さらに鍛造加工を施し強度を上げ、そこから切削しています。
- 豊富なカラーバリエーション: 車体のカラーに合わせて選べる豊富なカラーバリエーションも魅力です。
- 価格:¥2,970(税込)
アップグレードのポイント
純正のロックリングからTRIPEAKのものに交換することで、より確実な固定とドレスアップ効果が期待できます。細部までこだわりたいライダーにおすすめのアクセサリーです。
まとめ
今回は、SHIMANO RT-CL900、DEDA DISC BRAKE ROTOR、そしてTRIPEAKブレーキローターロックリングをご紹介しました。
- 軽さと安定した制動力を求めるなら:SHIMANO RT-CL900
- 過酷な条件下でも確実なブレーキングパフォーマンスを求めるなら:DEDA DISC BRAKE ROTOR
- 確実な固定とドレスアップには:TRIPEAK ブレーキローターロックリング
ご自身のライディングスタイルやバイクのコンセプトに合わせて、最適なディスクブレーキローターとアクセサリーを選んで、より快適で安全なサイクルライフをお楽しみください!